足首に痛みを起こすケガで1番多いのは、何と言っても足首の捻挫です。
~ハイヒール 、 hiカットの靴にご注意を!!~
まず 捻挫とは?、
靱帯が一部断裂、
又は
完全 断裂した状態です。
そもそも靱帯はどんな役割りをしているのか?と言いますと、
靱帯は骨と骨を繋いで固定しているベルト です。
この靱帯というベルトで固定していないと、骨と骨はその位置関係を保たずにズレてしまうのです。
なので捻挫とは、靱帯が切れてしまった事を指します。
その切れた程度が、
・少しだけ切れた状態を軽度捻挫 (1度)
・ある程度切れた状態を中度捻挫 (2度)
・完全に切れた状態を重度捻挫 (3度)
と表します。
なので3度の捻挫は、完全に固定してあるベルトが切れいるで、関節はグラグラの不安定な状態となります。
足関節の3度の捻挫は
“骨折より悪い”と言われており、処置を間違えると足首のグラつき(不安定感)が残ってしまいます。
なので、初期はギプスで10日ほど固定するのが望ましいのです。
キュア整体院は接骨院も併設していおり、足首捻挫の方は2度までであっても
しっかりと固定期間を設けます。
固定するということは、確かに煩わしいですが、
でも、軽くみてしまい 治りが長引くケースを沢山みてきたので、しっかりと説明させてもらった上で固定をします。
〓足関節は捻挫をやりやすい角度がある〓
足関節は構造上、
上に反らせると安定=捻挫しにくい
真ん中、特に下に向かせる位置は動きがある=捻挫の可能性 大
という具合になります。
したがって、ハイヒールを履くと足首は下に向くので捻挫をしやすくなります。
バスケットなどでジャンプし、着地する時の足関節の角度も、上に反らせる角度なら
捻挫をしにくいのですが(スキージャンプの着地の角度)、
逆に足関節が水平や水平以下だと捻挫する危険度が上がりますのでご注意ください。
ーhiカットの靴の危険性ー
ひと昔前に流行ったhiカットのバスケットシューズ。
今、hiカットのバスケットシューズは少なくなりlowカットに移り変わってきています。
その理由→hiカットの靴は足首の上まで固定されており、一見すると安定してそうですが、実は足首の関節にとってはとても不安定なのです。
なぜなら、先程
“足首は上に反らした状態が安定する!”と説明いたしましたが、hiカットの靴は足首が水平より反らず、ロックしないのでとても危険です!
なので今 、 hiカットのバスケットシューズが姿を消しつつあるのです。
姿を消しつつありますが、でも、まだhiカットの靴はありますので、
靴を選ぶ時は注意して下